坐骨神経痛

坐骨神経痛ってなに？

坐骨神経痛とは、お尻から足先まで伸びる長い神経である坐骨神経にストレスがかかり、周囲の筋肉や神経に影響を及ぼす神経痛のことを指します。

痛みの原因は、突然坐骨神経痛になることはまれであり、通常は日常的な動作の繰り返しによるものであるため、生活習慣を見直すことで原因がわかる場合があります。

坐骨神経痛の原因は、大きく二つに分けられます。

筋力が弱く、反り腰が原因

テレワークや在宅勤務の増加により、運動量が減少するなど、わずかな環境の変化でも身体に大きな影響が出てきます。

長時間同じ姿勢をとったり、筋肉が弱くなると、身体は自然に「楽な姿勢」を取ります。しかし、その姿勢が必ずしも良い姿勢とは限らず、むしろ身体にとって害となる「姿勢不良」になることがほとんどです。
股関節周りの筋肉が硬いことが原因

姿勢不良が続くと、骨盤も傾いたり歪んだりします。骨盤は身体の真ん中であり、大きな骨で構成されています。日常生活での癖や筋力低下によってズレが生じます。

骨盤のズレにより、筋肉や神経も引っ張られ、特に坐骨神経のようなお尻の奥の神経にも影響が及びます。
生活環境や個人の状況によって原因は異なります。猫背を放置すれば自然に姿勢が改善されることはないように、坐骨神経痛も進行し、痛みやしびれが悪化する可能性があります。

違和感を感じたら、できるだけ早く専門家に診てもらう事をお勧めします。

丁寧なカウンセリング

初回のカウンセリングでは、お客様が落ち着いてお話しいただけるように、約1時間を予定しています。お客様の生活環境やお仕事での辛い動作、また普段の座り方が骨盤にどのような負担をかけているかなど、坐骨神経痛以外の不調についても気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご質問ください。
細やかな検査

軽度の坐骨神経痛の場合、1回の施術で多くの場合改善が見られます。また、生活習慣による姿勢の問題も改善することで、さらなる効果が期待できます。検査では、骨盤や全身の歪みをチェックし、足の長さや骨盤の左右差、背中の高さなどの歪みを測定します。
KYテクニックで施術

KYテクニックは、解剖学と運動学に基づいた整体法で、歪みを整える施術方法です。

このテクニックでは、痛みの発生箇所に直接アプローチするのではなく、関連する部位から整えていく施術が特徴です。急性の痛みには鍼や電気施術も併用しますが、坐骨神経痛の場合、筋肉や骨格に問題があることが多いため、現在の悪い状態をきちんと整えていくことが、回復への早道となります。